花ちゃん ベーシッククラス卒業おめでとう!
おりこうさんにお座りをして
可愛い表情で卒業写真を撮らせてくれた
ビションフリーゼの花ちゃん。
ベーシックトレーニングをママさんと一緒にがんばりました。
推定で3~4歳の間と聞いて里親さんになった飼い主さん。
ワンちゃんと一緒に暮らすことも今までなく、初めてで保護犬を迎えて、
・留守中に吠えること。
・トイレのしつけのこと。など、、、
不安いっぱいで一緒に暮らしだしてからトレーニングを始めました。
その個体にもよりますが、
保護されるまでに人が介在していたか?
人の影響が良い印象になっているか?悪い印象になっているか?
保護されるまでおおよそどのような生活だったのか?
など、、、
保護した施設の方からも聞けず、教えてもらえずに
迎えたものですから、不安でいっぱいだし、
どうしてあげるとベストなのか?も全然想像もつかない。
そして、人の介在があまりなかったようで人への関心も非常に
低い子でしたので、懐くってことも全くなく、飼い主さんの想像とは全く違い、
花ちゃん自身も不安でいっぱいだった環境からレッスンと
生活がスタートしました。
通常仔犬を育てていく場合は0からのスタートってのが一般的ですが、
保護犬の場合は個体によっては-10、、-100からのスタートになって
本当にコミュニケーションのとっかかりを作るだけでも半年から1年かかる場合も
あります。
花ちゃんの場合は私どもから見ても明らかにマイナスからのスタート
だったので飼い主さんには我慢も随分していただくこと、
多くのことを最初から望まないように、、、とトレーニングを開始。
(本当はこのあたりは保護施設のスタッフなどの説明がいるものです。)
名前を呼んだりしても反応もなく、「おいで」も反応がないところから
少しずつ良いことがある。嫌なことはないよ。って時間を
かけながらしていくことで段々と飼い主さんの声かけに対して
反応を見せてくれるようになってきました。
こういった積み重ねが
ココロの壁を壊して打ち解けれるようになりやすくなり、
コミュニケーションもとれ、信頼関係も築いていけるようになってきます。
マイナスからのスタートなので年単位で時間がかかってきますので
引き続き日常の生活でもコミュニケーションを図れるように接していってもらって
打ち解けれたりして余裕が出てきたらステップアップをしていきましょう!
お疲れさまでした。
今日もクリックありがとうございます。
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